大手5社比較

引越し業者大手5社の特徴を比べてみました。※個人的な見解としてご覧ください。


●アート引越センター


公式ページ:http://www.the0123.com/

「荷造りご無用」のコマーシャルで一世風靡しただけあって、全てお任せのコースはとても定評があります。箱詰めが下請け業者ではないので、箱詰めから全てお任せの場合に、他社に比べ作業員間の連携が良い、梱包と運搬が同日に出来るなどのメリットがあります。

富裕層の顧客を多く持ち、高価な家具や特殊な荷物もソツなくこなします。「家具梱包職人」と呼べるレベルの作業員が多数在籍しています。黒檀、紫檀をはじめ、高価な桐タンスをお持ちの方、高価な美術品やアンティーク家具などをお持ちの方でも安心して任せられます。

作業風景を見ていても、他社に比べいつもきれいな資材を使用しており、とても好感が持てます。(きっとマメに洗濯しているのでしょう。)

繁忙期の長距離引越しにおいては、路線トラックの下請け業者を使う場合がありますので、見積もりの際に確認されると良いと思います。

作業が丁寧なので、作業時間は想像よりかかる場合があります。アートに不満を持つ方のほとんどがこの理由です。サクッと終わらせたい方には向かないかもしれません。


●サカイ引越センター


公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

仕事が早い!この一言に尽きます。見ていて気持ちいいです。梱包してもしなくてもよい様な傷だらけの980円の3段カラーボックス...梱包しないことがあります。※荷台では毛布等を当てて傷が増えないようにしてくれます。

余計なことはしない、また「運搬職人」と呼べる気合いの入った作業員が多数在籍しています。「安全第一」をマニュアル通りに遂行するのではなく、「安全=気合」的な考え方で、無駄な梱包はしないと思われます。

ご多忙で作業時間が長いとイライラする方には大手業者の中で一番おすすめです。※小物の梱包からのお任せパック的な頼み方をする方は、前日梱包、翌日開梱のスタイルが、一番この業者の良さを実感できると思います。(搬出入の時間効率が良いので)

最近は長距離でも自社トラックで輸送していると思われます。※100%確認したわけではありませんので見積もり時にご確認お願いします。

破損等の事故対応に「遅い」との意見がたまに見受けられます。何か壊れたり傷ついたりした場合の担当窓口などを見積もりの際によく確認しておくとよいと思います。


●日本通運


公式ページ:http://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

安全第一、他社より作業員の数を多くし、無理しない作業で定評があります。作業員の数が多い分、高層階からの搬出、高層階への搬入の場合、料金もそれなりに高くなってしまう場合があります。

単身の引越しには、宅配の流通システムを活かした、かご台車を利用した単身パックを提供しており、引越し専門業者よりかなり格安で利用できる場合があります。

また、鉄道コンテナ、貨物船など、輸送方法も多彩で、離島への引越しや、海外への引越しなど、他で断られた引越しもここでは対応可能な場合があります。

大型トラック数十台分の事務所移転など、大きな引越しでも手配可能。

特殊品目(国宝やら高価美術品など)を運んでいる姿もよくテレビなどで紹介されていますね。アンティーク家具など、特殊な家具の長距離輸送などでも、適切な輸送方法を提案して貰えると思います。

梱包、搬出などのプロスタッフ+運搬のみのアルバイトスタッフの構成で手配されることも多く、家具の梱包中に玄関の外にアルバイトが待ってしまう状況などが発生し、「作業が遅い」などとの意見もたまに見受けられますので、繁忙期などはご覚悟を。

トラックは下請け業者さんのトラックになる場合があります。自社便にこだわる方は見積もり時にご確認を。

管理人の実家が新築の際に利用しました。新築戸建への引越しでしたが、特に問題はありませんでした。


●ヤマトホームコンビニエンス


公式ページ:http://www.008008.jp/

宅配大手のクロネコヤマトの引越し部門が独立した会社。宅配の流通システムを利用した単身パックや家財の単品輸送で定評があります。

引越し時に冷蔵庫のみ親戚の家に運びたい、ベッドのみ実家から運んで欲しい、など、引越し+家具の別送では一番効率よく運べます。

また、特殊な家具類も、単品輸送のノウハウで上手に梱包して運んでもらえます。(運搬可能なものについては直接お問合せ下さい。)

下請け業者のトラックが来る場合も有るようです。自社便にこだわる方は見積もり時にご確認下さい。

管理人の父親が単身赴任から帰ってくるとき、群馬~東京で利用しました。搬出の翌日搬入で、搬出の際の自社トラック+運転手1名が搬入まで受け持ち、搬入の作業員は東京の営業所から2名手配されていました。特に驚くような高レベルの作業員はいませんでしたが、ソツなくこなしてくれました。


●引越社


公式ページ:http://www.2626.co.jp/

繁忙期、閑散期ともに一定の作業レベルを維持し、「作業が残念だった」と言わせない努力をしている(と思われる)。管理人はこれまでこの会社の作業、事故処理での悪い噂をあまり耳にしていませんでしたが、最近、事故時の作業員への賠償金負担が問題になり、借金を背負わされた社員達から訴訟を起こされているようです。

この会社、価格が閑散期と繁忙期で大きく変わるため、閑散期に引越しをした人は絶賛しており、繁忙期に引越しをした人の評価はさほど高くないです。
※管理人の姉の引越しの際(3月繁忙期)に一番高値(アート18万に対し26万)を提示されたのが管理人のこの評価の元となっている。姉の知人の引越しの際(1月閑散期)には中小を含む数社の見積もりの中で最安値を提示して、実際作業もお願いしているが、「作業は完璧」、と絶賛されていた。閑散期には、社員を多く抱えている為、原価は固定費での売り上げという考え方で、他の業者が赤字になる価格で提示されることもある様です。。

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