「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があります。
日本では昔から引越しの際には後の方が気持ちの良いように自分できれいに掃除をしてから新居へ出発するのが美徳とされてきました。
ただ、現状の日本の社会で、引越し準備や荷造りに割く時間も無い中、引越し後の掃除まで手が回らない方が多いのではないでしょうか?
実情を見ていますと、掃除代を請求されない社宅などに住んでいた方は退去後の掃除に気を遣っている方が多く、賃貸マンションや賃貸アパートに住んでいる方は契約書の中に「退去時の掃除代の負担」が明記されていることが多い為、「汚れがひどくて恥ずかしい」ところだけを少々掃除する、と言う方が多いようです。
また、管理人の経験上、永年同じ場所に住んでいた方はご自分で隅々まで掃除されている方を良く見かけます。掃除をしていると、10年前に夫婦喧嘩したときの壁の穴とか、子供がまだ小さい頃の思い出の落書きなど、色々な思い出が蘇って来るものです。お時間のある方は是非お試し下さい。
●一般的な掃除の範囲
掃除の範囲は人によって色々差がでますが、一般的には水周りの掃除(キッチン、バス、トイレ)を念入りに行って、床は掃除機+水拭き、窓の掃除、ベランダの掃き掃除+水流し程度をされる方が多いです。
契約書に「退去時の掃除代の負担」項目がある場合は、自分で掃除した程度では再度業者を入れられてしまうことがほとんどですので、あくまで「気持ち」上のものだと考えてお掃除されることをお勧めします。
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・ハウスクリーニング.com(業者検索サイト)
・ダスキン